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2025 大学入学共通テスト 本試験
易□ 並□ 難□
(1) のとき,方程式
の解を求めよう.以下では,とおく.このとき,は
となる.
(ⅰ) 二つの一般角とが等しければ,とは等しい.を満たすはであり,これはの解の一つである.そして,のとき
となる.
(ⅱ) 太郎さんと花子さんは,以外のの解を求める方法について話している.
太郎:角が等しくなくても,サインの値が等しくなることがあるね.
花子:サインの値が等しくなるのはどんなときか,単位円を用いて考えてみようか.
参考図
を原点とする座標平面において,中心がで,半径がの円をとする.さらに,の動径ととの交点をの動径ととの交点をとする.ここで,動径はを中心とし,その始線は軸の正の部分とする.
が成り立つときに,点と点の間につねに成り立つ関係の記述として,次ののうち,正しいものはである.
の解答群
点と点は同じ点である.
点の座標と,点の座標が等しい.
点の座標と,点の座標が等しい.
点と点は,原点に関して対称である.
(ⅲ) とする.
・の場合を考える.このとき,であるので,が成り立つとき,(ⅱ)で考察したことに注意すると,とは
を満たすことがわかる.これより,のときのの解
を得る.
・の場合を考える.このとき,であるので,が成り立つとき,(ⅱ)で考察したことに注意すると,とは
を満たすことがわかる.これより,のときのの解
を得る.
以上より,のとき,の解は
である.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(2) のとき,方程式
の解は
である.
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易□ 並□ 難□
【2】 以下の問題を解答するにあたっては,必要に応じて常用対数表を用いてもよい.
学校の池でメダカを飼うことが決まり,メダカの飼育係になった花子さんは,水質を良くする効果がある水草を水面に浮かべることにした.一方で,水草が増えすぎてメダカに悪影響を与えることを心配した花子さんは,水草を定期的に除去することにし,その作業の計画を立てるために次の基本方針を定めた.
基本方針
・水草の量を水草が池の水面を覆う面積の割合で測ることにし,この量をもとに作業計画を立てる.
・作業は正午に行う.
(1) 水草の増え方を知るために,観測を行った.次の表は,観測を開始した日を日目として,日目,日目,日目,日目の正午に観測した水草の量を表したものである.
| 観測日(日目) | ||||
| 水草の量() |
水草の量が日ごとに何倍に増えるのかを計算して小数第位を四捨五入したところ,いずれも倍であることがわかった.水草の量は,日ごとにほとんど同じ倍率で増えていることから,「水草の量は,日ごとに一定の倍率で増える」と考え,その倍率を定数とした.
観測結果から,日目の水草の量は日目の量の倍になると考えた.このとき,はを満たす.であるので
が得られる.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(2) 花子さんは,基本方針に次の条件を加えて,作業計画を立てることにした.
条件
・作業は日ごとに行う.
・作業の後に残す水草の量を,次回の作業までの間に水草の量がつねにを超えない範囲で,できるだけ多くする.
作業の後に残す水草の量について考える.
作業を行った日を日目として,次回の作業は日目に行う.なお,作業にかかる時間は考えないものとする.
次のような実数を考える.作業の後に残す水草の量をとしたとき,日目の正午に水草の量がちょうどになる.
このとき,(1)の定数を用いると,日目の正午に水草の量はの倍になるので
が成り立つ.
の決め方から,作業の後に残す水草の量を以下にすれば,次回の作業までの間に水草の量がつねにを超えないことがわかる.以下で最大の整数はであることから,花子さんは作業の後に残す水草の量をにすることとした.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
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【3】 をでない実数とし,を次関数とする.とはどちらも導関数がであるような関数で,はで極小値をとり,はで極大値をとるとする.
(1) まず,の場合を考える.
の導関数がであることから
であり,はで極大値をとる.また,の導関数がであることから
は積分定数)
と表され,はで極小値をとる.さらにに関する条件からである.
(2) 次に,の場合を考える.
このとき,とに関する条件から,のグラフとの極値について調べよう.
(ⅰ) がで極小値をとることから,であり,の前後での符号はさらに,がで極大値をとることから,であり,の前後での符号はしたがって,の導関数はであることに注意すると,座標平面においてのグラフの概形はであることがわかる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.なお,軸は省略しているが,上方向が正の方向であり,軸は直線を表している.
(ⅱ) に関する条件から,すべての実数に対して
が成り立つ.このことと(ⅰ)の考察により,の極大値は
と表され,の極大値は,関数のグラフと軸で囲まれた図形のと等しいことがわかる.
さらにに関する条件から,の極大値は,のと等しいことがわかる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
の解答群
の解答群
の解答群
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【4】 座標平面上で,座標と座標がともに整数である点を格子点という.いくつかの直線や曲線で囲まれた図形の内部にある格子点の個数を考えよう.ただし,図形の内部は,境界(境界線)を含まないものとする.
図1
例えば,直線と軸,軸で囲まれた図形をとする.は図1の灰色部分であり,の内部にある格子点を黒丸,内部にない格子点を白丸で表している.したがって,の内部にある格子点の個数はである.
(1) 直線と軸,直線で囲まれた図形をとする.の内部にある格子点の個数を考える.
直線上の格子点での内部にあるものは,点と点の個である.点と点はの境界にあるため,内部にはない.
を整数とする.直線がの内部にある格子点を通るのは,のときである.のとき,直線上の格子点での内部にあるものの個数をとおく.であり,である.数列はがの数列である.
したがって,の内部にある格子点の個数はである.
の解答群
の解答群
(2) を自然数とする.関数のグラフと軸,軸および直線で囲まれた図形をとする.
を整数とする.直線がの内部にある格子点を通るとき,直線上の格子点での内部にあるものの個数はである.
したがって,の内部にある格子点の個数は
である.
の解答群
の解答群
の解答群
(3) は整数で,を満たすとする.放物線と軸,軸および直線で囲まれた図形をとする.すべての自然数に対して,の内部にある格子点の個数がとなるのは,のときである.
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【5】 以下の問題を解答するにあたっては,必要に応じて正規分布表を用いてもよい.
地域ではレモンを栽培しており,収穫されるレモンを重さによってサイズごとに分類している(表1).過去に収穫されたレモンの重さは,平均が標準偏差がの正規分布に従うとする.
表1 レモンのサイズと重さの対応関係
| サイズ | レモン個の重さ |
| 以上未満 | |
| 以上未満 | |
| 以上未満 | |
| 以上未満 | |
| その他 | 未満または以上 |
(1) 地域で今年収穫されるレモンの重さ(単位はは,過去に収穫されたレモンの重さと同じ分布に従うとする.すなわち,今年収穫される個のレモンの重さを確率変数で表すと,は正規分布に従うとする.よって,今年収穫されるレモンから無作為にレモンを個抽出するとき,そのレモンがサイズである確率は,であることに注意すると,である.
いま,地域で今年収穫されるレモンが万個であるとし,その中のサイズのレモンの個数を確率変数で表すと,は二項分布に従い,の平均(期待値)はとなる.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(2) 太郎さんと花子さんは,地域で今年収穫されるレモンから何個かを抽出して,今年収穫されるレモンの重さの平均(母平均)を推定する方法について話している.
太郎:母平均に対する信頼度の信頼区間の幅を以下にして推定したいね.
花子:母標準偏差を過去と同じとすると,何個のレモンの重さを量ればいいかな.
太郎:信頼区間の式から,必要な標本の大きさを求めてみようよ.
母平均に対する信頼度の信頼区間の幅を以下にするために必要な標本の大きさを求める.いま,地域で今年収穫されるレモン全体を母集団とし,その重さの母平均を母標準偏差をとする.この母集団から無作為に抽出した個のレモンの重さを確率変数で表すと,標本の大きさが十分に大きいとき,標本平均は近似的に正規分布に従う.また,に対する信頼度の信頼区間をと表すと,信頼区間の幅はとなる.
したがって,母標準偏差を過去と同じとして,に関する不等式
を満たす自然数を求めればよい.の両辺は正であるから,両辺を乗して整理すると,となる.この不等式を満たす最小の自然数をとすると,である.ゆえに,に対する信頼度の信頼区間の幅を以下にするために必要な標本の大きさのうち,最小のものはであることがわかる.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(3) 太郎さんと花子さんは,地域で今年収穫されるレモンの重さについて話している.
太郎:今年のレモンの重さは,他の地域では例年よりも軽そうだと聞いたよ.
花子:地域でも,過去の平均と比べて軽いのかな.
太郎:標本の大きさを母標準偏差を過去と同じとして,仮説検定をしてみようよ.
(2)のを用いて,地域で今年収穫されるレモンの重さの母平均が過去の平均より軽いといえるかを,有意水準で仮説検定を行い検証したい.ただし,標本の大きさは母標準偏差は過去と同じとする.ここで,統計的に検証したい仮説を「対立仮説」,対立仮説に反する仮定として設けた仮説を「帰無仮説」とする.このとき,帰無仮説は対立仮説はである.これらの仮説に対して,有意水準で帰無仮説が棄却(否定)されるかどうかを判断する.
いま,帰無仮説が正しいと仮定する.標本の大きさは十分に大きいので,(2)の標本平均は近似的に正規分布に従う.無作為抽出した個のレモンの重さの平均がとなった.このとき,確率はとなる.この値をパーセント表示した値は有意水準よりしたがって,有意水準で今年収穫されるレモンの重さの母平均はより軽いと
の解答群
の解答群
の解答群
小さいから,帰無仮説は棄却されない
小さいから,帰無仮説は棄却される
大きいから,帰無仮説は棄却されない
大きいから,帰無仮説は棄却される
の解答群
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参考図
【6】 を原点とする座標空間において,を中心とする半径の球面をとする.上に二つの点をとる.ただし,はを満たす実数とする.上の点を,が正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう.
(1) 点の座標をとする.が上にあるとき
である.これをベクトルの成分を用いて表すと
となる.
さらに,が正三角形であるとする.とは,対応する三組の辺の長さがそれぞれ等しいから合同である.したがって,対応する角の大きさも等しいから
が成り立つ.これをベクトルの成分を用いて表すと
となる.同様にとも合同であるから
が成り立ち,これをベクトルの成分を用いて表すと
となる.
逆に,実数がを満たすとき,は上の点であり,は正三角形になっていることがわかる.
の解答群
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(2) に具体的な値を代入して,が正三角形となる上の点があるかどうかを調べよう.
(ⅰ) のとき,とを満たす実数は
である.このに対して,を満たす実数はしたがって,が正三角形となる上の点は
(ⅱ) のときも調べよう.(ⅰ)と同様に考えると,が正三角形となる上の点はことがわかる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(3) が正三角形となる上の点があるための,に関する条件を見つけよう.
実数は,を満たすとする.とから
である.このとき,から
となる.さらに,であるからである.
逆に,のとき,を満たす実数があることがわかる.
以上のことから,は,が正三角形となる上の点があるための必要十分条件である.
の解答群
の解答群
| または | |
| または | |
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【7】 を異なる複素数とし,複素数平面上に点をとる.直線と直線の関係について考えよう.
以下,複素数の偏角は以上未満とする.
(1) の場合を考える.の偏角を求めよう.
であるから
であり,の偏角はである.
の解答群
の解答群
(2) とおく.直線と直線が垂直に交わるのは,の偏角がまたはのときである.このとき,はであるから
である.逆に,に注意すると,のとき,はであるので,直線と直線が垂直に交わる.
の解答群
の解答群
(3) はでない複素数とする.
(ⅰ) とする.直線と直線が垂直に交わるための条件について考えよう.
が成り立つので,直線と直線が垂直に交わるための必要十分条件は
である.これは
と変形できる.さらに,この両辺にをかけて整理すると,直線と直線が垂直に交わるための必要十分条件はであることがわかる.したがって,直線と直線が垂直に交わるような点全体を複素数平面上に図示するとである.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(ⅱ) (ⅰ)のをそれぞれ倍した複素数について考える.複素数平面上の異なる点について,直線と直線が垂直になるような点全体を複素数平面上に図示するとである.
(ⅲ) (ⅰ)のにおけるをに置き換え,について考える.複素数平面上の異なる点について,直線と直線が垂直になるような点全体を複素数平面上に図示するとである.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.
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参考図
【4】 において,内角の二等分線と,頂点それぞれにおける外角の二等分線の直線は,点で交わることが知られている.この点をとする.
いま,を原点とする座標平面において,点の座標はそれぞれであるとする.また,を中心が半径がの円周の座標が正の部分とし,点は上を動くものとする.このとき,とすると,であることに注意する.
(1) 太郎さんは,が上を動くときのの軌跡を考えることにした.
(ⅰ) 直線の傾きをとおくと,であり,直線の方程式は
となる.また,の頂点における外角の大きさはであるから,直線の傾きはである.よって,等式
により,直線の方程式はを用いて
と表せる.
太郎さんはの座標をとして,が直線と直線上にあるという条件から,の満たす方程式を求めることにした.
から得られるをに代入して整理すると,方程式
が得られる.この方程式が表す図形は,中心が点半径がの円である.この円をとする.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
の解答群
(ⅱ) 太郎さんと花子さんは,(ⅰ)で得られた円について話している.
太郎:円がの軌跡なのかな.
花子:の座標が以下になることはないから,の軌跡は円全体ではないね.
太郎:そうだね.軌跡は円のどの部分だろう.
花子:ためしに直線上の点が満たす条件を調べてみようか.
に注意すると,直線の傾きがとり得る値の範囲はであることがわかる.よって,から,直線上のを満たす点について,はを満たす.
上の点のうち,を満たすものすべてを図示すると,の実線部分である.
逆に,の実線部分上にある点は,上の適当な点を選ぶことにより,内角の二等分線と頂点における外角の二等分線の交点になることがわかる.
したがって,の軌跡はの実線部分である.
の解答群
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(2) において,の二等分線と頂点それぞれにおける外角の二等分線の直線が交わる点をとする.が(1)で求めたの実線部分を動くとき,の軌跡を考える.
の座標をとおき,直線の傾きをとする.直線の傾きはを用いてと表される.
の軌跡は,直線の方程式にを代入して得られるの方程式が表す図形の一部であることがわかる.
の解答群
の解答群
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【5】 以下の問題を解答するにあたっては,必要に応じて正規分布表を用いてもよい.
社は,新しい工場で使用する蛍光灯の購入先を公募した.その結果,従来から取り引きしている社と,これまでに取り引きのない社から応募があった.社が提示した蛍光灯の平均寿命と単価(蛍光灯本あたりの価格)は表1のとおりであった.
表1 蛍光灯の平均寿命と単価
| 会社 | 平均寿命(時間) | 単価(円) |
| 社 | ||
| 社 |
表1の中で,社製蛍光灯の平均寿命の時間は妥当であるが,社製蛍光灯の平均寿命については検証が必要であると,社は判断した.
(1) 無作為に抽出する本の社製蛍光灯の寿命をと表し,これらを母平均母標準偏差の母集団からの無作為標本とする.標本平均は,標本の大きさが十分に大きいとき,近似的に正規分布に従う.
社が,第三者機関による社製蛍光灯の寿命に関する試験結果から,本の結果を無作為に抽出したところ,寿命の平均は時間,標本の標準偏差は時間であった.標本の大きさは十分に大きいので,母標準偏差の代わりに標本の標準偏差を用いてよいことが知られている.したがって,母平均に対する信頼度の信頼区間はである.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.
(2) 社は,平均寿命だけでなく,蛍光灯の単価も考慮することにした.そこで,円あたりの平均寿命(以下,単位寿命と呼ぶ)を比較する.表1から,社製蛍光灯の単位寿命の母平均はとする.
(ⅰ) 社製蛍光灯の単位寿命を,(1)の無作為標本を用いて
と表し,単位寿命の母平均をとして,に対する信頼区間について検討する.は母平均母標準偏差の母集団から抽出した大きさの無作為標本とみなせる.標本の大きさが十分に大きいとき,標本平均は,近似的に正規分布に従う.
(1)で無作為に抽出した社製蛍光灯本の試験結果を用いるとき,標本の大きさは十分に大きいので,母標準偏差を標本の標準偏差で置き換えると,母平均に対する信頼度の信頼区間はとなる.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(ⅱ) 社は,社製蛍光灯の単価が円より安くなった場合に,社が蛍光灯の購入先として選定される可能性について検討している.社製蛍光灯の単価を円とおくと,単位寿命の母平均は(1)のを用いてと表せる.(ⅰ)と同様にして(1)で無作為に抽出した社製蛍光灯本の試験結果を用いて,に対する信頼度の信頼区間を求め,その信頼区間をと表す.このとき,のそれぞれがによってどのように変化するのかを調べる.単価円が安くなるとき,は
の解答群
とはともに小さくなり
は小さくなりは大きくなり
は変わらずは小さくなり
は変わらずは大きくなり
は大きくなりは小さくなり
とはともに大きくなり
の解答群
(ⅲ) (ⅱ)において社が購入先として選定されるには,母平均に対する信頼度の信頼区間が,社製蛍光灯の単位寿命の母平均よりも大きい範囲に含まれていればよいとする.そのためには,を満たせばよい.を満たすようなの値のうち最大の整数を社製蛍光灯の単価とするとき,その単価は円である.したがって,社製蛍光灯の単価が円以下であれば社が選定されることもあり得る.
の解答群
【4】 底面が正方形である直方体に対して,様々な条件のもとで,体積の最大値を求めることを考える.を正の実数とし,底面の一辺の長さを高さをとする.
(1) 直方体のすべての辺の長さの和がであるとき,直方体の体積の最大値を求めよう.
直方体のすべての辺の長さの和がであるから,はを満たす.よって,かつから,のとり得る値の範囲はであり,のとり得る値の範囲はである.また,体積をのみの式で表すとであり,のみの式で表すとである.
以上から,とのどちらを用いても,体積の最大値はであることがわかる.このときの直方体はである.
の解答群
の解答群
の解答群
の解答群
立方体
を満たす直方体
を満たす直方体
を満たす直方体
を満たす直方体
(2) 底面が正方形である直方体に対して,(1)では次の条件のもとで,方法Mを用いて体積の最大値を求めることができた.
(1)の条件:直方体のすべての辺の長さの和がである.
方法M
直方体の体積をの次関数またはの次関数として表し,その最大値を求める方法
参考図
底面が正方形である直方体に対して,(1)の条件を次の各条件(a),(b)に置き換えたときの体積を考える.
(a) 直方体の表面積がである.
(b) 直方体の対角線の長さがである.
底面が正方形である直方体に対して,各条件(a),(b)のもとで,方法Mを用いて体積の最大値を求めることができるかどうかの組合せとして,正しいものはである.
の解答群
| (a) | できる | できる | できない | できない |
| (b) | できる | できない | できる | できない |
(1) 次方程式
を考える.の左辺を次式の積の形に因数分解することにより,を解いてみよう.
を次のように変形する.
の左辺にを加えると
となる.の右辺にを加えると
となる.よって,は
に変形できる.さらに,を移項し,因数分解すると,は
に変形できる.
よって,の両辺にを加えることにより,の左辺を次式の積の形に因数分解することができた.
以上より,の解は
であることがわかる.
(2) (1)をもとに,次方程式
を解いてみよう.を次のように変形する.
の左辺に着目しよう.を実数とする.の左辺にある式を加えて,の形に変形したい.そのためには,を加えればよい.
の右辺に着目しよう.を実数を用いての形に変形したい.そのためには,が次式または次式であることに注意すると,の方程式
がをもたなければならない.
がをもつのは,のときである.このとき,をの形に変形できる.
以上の考察から,の解は
であることがわかる.
の解答群
の解答群