2026 大学入学共通テスト 本試験 数学IIBCMathJax

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2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】  O を原点とする座標平面において,方程式

x2+y 2 -7y +(2 x-5y+ 25)=0

の表す円を C1 とする.また,方程式

x2+y2 -7y -(2 x-5y+ 25)=0

の表す円を C2 とする.

(1)  C1 の中心の座標は ( アイ , ) である.

  C1 の半径を r1 C2 の半径を r2 C1 の中心と C2 の中心の間の距離を d とすると, r1= r2= d= クケ である.

  r1 r2 d の関係から, C1 C2 2 点で交わることがわかる.

(2) 不等式

x2+y2 -7y +|2x -5y+25 |<0

の表す領域について考える.

  の左辺は, 2x-5 y +25 0 のときは の左辺と一致し, 2x-5 y +25< 0 のときは の左辺と一致する.

(ⅰ) 不等式 2x- 5y +25 0 の表す領域を D 不等式 2x- 5y +25< 0 の表す領域を E とする.

・原点 O に含まれる.

C1 の中心は に含まれる.

C2 の中心は に含まれる.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  D 1  E

(ⅱ) 方程式

2x-5 y +25= 0

の表す直線を l とする.

 実数 x y の両方を満たすとする. の左辺どうし,右辺どうしの差をとると

2(2 x -5 y +25) =0

となる.よって,実数 x y も満たす.

 したがって, このことから, l C1 C2 の二つの交点を通る直線であることがわかる.

  については,最も適当なものを,次の 0 5 のうちから一つ選べ.

0  点 P l 上の点とすると, P C1 上にあり,かつ C2 上にもある

1  点 P l 上の点とすると, P C1 上にあるか,または C2 上にある

2  点 P C1 上にあり,かつ C2 上にもある点とすると, P l 上にある

3  点 P C1 上にあるか,または C2 上にある点とすると, P l 上にある

4  点 P C1 上の点,点 Q C2 上の点とすると,直線 PQ l と一致する

5  点 P C1 上の点,点 Q C2 上の点とすると,直線 PQ l と交わる

(ⅲ) 不等式

x2+y 2 -7 y +( 2x-5 y+25)< 0

の表す領域と(ⅰ)の領域 D の共通部分を F とする.

 また,不等式

x2+y2 -7y -(2x -5y+25 )<0

の表す領域と(ⅰ)の領域 E の共通部分を G とする.

 不等式 の表す領域は, F G の和集合である.これを図示すると の灰色部分である.ただし,境界線を含まない.

(ⅳ)  において, |2x- 5y+25 | の前の符号を + から - に変えた不等式

x2+y 2 -7 y -|2x -5y+25 |<0

を考える. の表す領域を図示すると の灰色部分である.ただし,境界線を含まない.

  については,最も適当なものを,次の 0 8 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.なお, 0 8 では座標軸を省略している.

0 1 2
2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【1】の図

2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

(1) 二つの角 A B に対し

sinA+sin B =2sin A+B 2cos A -B2

が成り立つことを示そう.

 二つの角 α β に対し,加法定理から

sin(α+ β) = +cosα sinβ

sin(α- β) = -cosα sinβ

である. の左辺どうし,右辺どうしを加え, α= β= とすると, が得られる.

  の解答群

0  sinαsin β 1  sinαcos β 2  cosαsin β 3  cosα cosβ 4  sin2α 5  sin2β 6  cos2α 7  cos2β

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

0  A 1  B 2  A+B 3  A-B 4  A+ B2 5  A-B 2 6  A+B 4 7  A-B 4

(2) 関数 f( x)

f(x) =sin(x+ 512π) +sin( x+π12 )

とする.

  0x<2 π の範囲で f( x) の最大値を考えよう.

  を用いると

f(x) =2sin( x+ )cos

=2cos sin (x+ )

と変形できる.

  2cos は正の定数であるから, 0x<2 π の範囲において, f(x) x= で最大値 をとる.

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

0  0 1  π12 2  π6 3  π4 4  π3 5  π2 6  34 π 7  π

  の解答群

0  12 1  1 2  2 3  2 2 4  32 5  2 6  3 7  22

(3)  a 0<a< π を満たす定数とし,関数 g( x)

g(x) =sin(x+ a) +sin( x+2a) +sin( x+3a)

とする.

 花子さんと太郎さんは,関数 y=g (x) のグラフをコンピュータを用いて表示させてみた.図1は, a=0.5 a=1.0 a=1.5 としたときの y=g (x) のグラフである.これを見て,花子さんと太郎さんは,関数 g( x) について話している.

2026年共通テスト本試験数学IIBC【2】の図

図1

花子: g(x ) は,定数 p q を用いて g( x)=psin (x+q ) と変形できそうだね.

太郎:三つの関数 sin( x+a) sin(x+ 2a) sin(x+3 a) のうちの二つの関数の和に を使うと,残り一つの関数の定数倍にできるかな.

(ⅰ)  を用いると,関数 sin( x+a) sin(x+ 2a) sin(x+3 a) のうちの二つの関数の和 は,残りの関数 sin( x+ ) の定数倍となる.

 したがって,関数 g( x)

g(x) = sin( x+ )

と変形することができる.

  の解答群

0  sin(x +a)+sin (x+2a ) 1  sin(x +a)+sin (x+3 a) 2  sin(x +2a)+ sin(x+3 a)

  の解答群

0  a 1  2a 2  3a

  の解答群

0  2cosa 1  -2cos a 2  2cos2 a 3  -2cos 2a 4  (2cos a+1) 5  (-2 cosa+ 1) 6  (2cos 2 a+1) 7  (-2 cos2a+ 1)

(ⅱ)  a=56 π のとき, 0x<2 π の範囲において, g(x ) x= サシ π で最大値 をとる.

  の解答群

0  0 1  1 2  2 3  -1 4  -2 5  3 6  -3 7  3+1 8  3-1 9  -3+ 1

2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

配点22点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】

(1)  k を実数とし, 3 次関数 f( x)= 13x3 -2 x2 +3x +k を考える.

(ⅰ)  f( x)= である.

  x= のとき, f(x ) は極大値 をとる.

  x= のとき, f(x ) は極小値 をとる.

  の解答群

0  13 x2-2 x+3 1  13 x2-2 x+3+k 2  x2-4 x+3 3  x2-4 x+3+k 4  112 x4- 23x3 +32 x2+k x 5  13 x4-2 x3+3 x2+kx

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  0 1  1 2  2 3  23 4  43 5  k 6  -43 +k 7  -23 k 8  23 +k 9  43 +k

(ⅱ)  y=f( x) のグラフの概形は

k=0 のとき

k>0 のとき

である.

  については,最も適当なものを,次の 0 5 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

0 1
2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図

(ⅲ) (ⅰ)で求めた のうち,小さい方の数を α とする.

  f(0) <0<f( α) を満たすような k の値の範囲は <k< である.

  k <k< を満たすとする. 0xα の範囲において, f(x) =0 を満たす x の値を β とおく. 0xβ の範囲における y=f (x) のグラフと x 軸および y 軸で囲まれた部分の面積と, βxα の範囲における y=f (x) のグラフと x 軸および直線 x=α で囲まれた部分の面積が等しいとする.

 このとき, が成り立つ.したがって, k= サシス セソ である.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  0 1  23 2  34 3  4 3 4  32 5  52 6  -2 3 7  -3 4 8  -4 3 9  -3 2

  の解答群

0  0β f(x) dx= βαf (x) dx 1  0 αf( x)dx =0 2  0 βf( x)dx =0 3  β αf( x)dx= 0

(2)  3 次関数 g( x) に対して,与えられた条件のもとで y=g (x) のグラフの概形を考えよう.

・次の条件(a)を考える.

条件(a)  g(0 )=0 かつ g (0) >0 である.

 後の 0 7 のうち,条件(a)を満たす関数 y=g (x) のグラフの概形は の三つであり,残りの五つは条件(a)を満たさない.ただし, の解答の順序は問わない.

・条件(a)に加えて,次の条件(b)を考える.

条件(b)  y=g (x) のグラフは直線 x=0 を軸とする放物線である.

 後の 0 7 のうち,条件(a),(b)をともに満たす関数 y=g (x) のグラフの概形は の二つであり,残りの六つは条件(a),(b)の少なくとも一方を満たさない.ただし, の解答の順序は問わない.

・条件(a),(b)に加えて,次の条件(c)を考える.

 条件(c)  y=g (x) のグラフは下に凸の放物線である.

 後の 0 7 のうち,条件(a),(b),(c)のすべてを満たす関数 y=g (x) のグラフの概形は の一つだけである.

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

0 1
2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【3】の図

2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

数学IIBCは【4】〜【7】から3題選択

配点16点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 数列 {a n} に対して

bn=a n+1-a n n= 12 3

で定められる数列 {b n} を, {an } の階差数列という.

(1)  {an } の初項は 1 とする.また, {an } の階差数列 {b n} の一般項が

bn=4 n-1

で表されるとする.

(ⅰ)  b1= であるから, a2= となる.さらに, b2= であるから, a3= エオ となる.

(ⅱ)  n 2 以上の自然数とする.このとき

an=a1 +k =1 bk

が成り立つことから

an= n2- n+

であることがわかる.

  の解答群

0  n-1 1  n 2  n+1 3  n+2

(2) 太郎さんは, を変形すると k=1 bk= an-a1 となることから,数列の和を求めるために次のことを考えた.

発想

 ある数列 {d n} の和を求めたいときは,数列 {c n} で, {cn } の階差数列が {d n} となるものを見つければよい.

 太郎さんは,この発想に基づいて,一般項が

dn=( 2n+1) 2n

で表される数列 {d n} の和を求めることにした.

 数列 {c n} で, {cn } の階差数列が {d n} となるもの,すなわち

(2n+ 1)2n =cn+1 -cn n= 12 3

となるものを見つけたい.太郎さんは, {dn } の一般項が n 1 次式と 2n の積であることから, {cn } の一般項が

cn=(p n+q) 2n

と表されるのではないかと考えた.ここで, p q は定数である.このとき, cn+1 -cn n p q を用いて表すと

cn+1 -cn={ n+ }2n

となる.

 よって, p= q= スセ のとき が成り立つ.

 以上のことから,すべての自然数 n について,数列 {d n} の初項から第 n 項までの和は

k= 1ndk =( )2 n+1+

となることがわかる.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  p 1  q 2  2p 3  2q 4  (p+q ) 5  (2p +q) 6  (p+2 q) 7  2(p +q)

  の解答群

0  n-1 1  n+1 2  2n-3 3  2n-1 4  2n+1 5  2n+3

(3) 花子さんは,一般項が

dn=( n2-n- 1)2 n

で表される数列 {d n} の和を求めることにした.(2)の発想に基づいて考えると,すべての自然数 n について, {dn } の初項から第 n 項までの和は

k= 1ndk =( )2 n+1-

となることがわかる.

  の解答群

0  3n-3 1  3n+3 2  5n-7 3  5n+ 7 4  n2-n -1 5  n2+n +1 6  n2+3 n-3 7  n2-3 n+3 8  n2+5 n-7 9  n2-5 n+7

2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

【4】〜【7】から3題選択

配点16点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】 以下の問題を解答するにあたっては,必要に応じて正規分布表を用いてもよい.

 ある自治体では,地域の知識を問う資格試験(以下,資格試験)を毎年実施しており, 200 点満点のうち 120 点以上である受験者を合格としている.

(1) 今年実施した資格試験(以下,今年の資格試験)における受験者全体の得点の平均は 116 点,標準偏差は 25 点であることが公表された.今年の資格試験の受験者の得点は正規分布に従うとし,得点を表す確率変数を X とする.このとき, X は正規分布 N( 116,252) に従うから, Y= とおくと, Y は標準正規分布 N( 0,1) に従う.

 したがって,今年の受験者全体のうち, 120 点以上である受験者の割合 P( X120) はおよそ である.

  の解答群

0  X- 1165 1  X-116 25 2  X-116 252 3  X-120 5 4  X- 12025 5  X- 120252

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つ選べ.

0  0.16 1  0.21 2  0.29 3  0.34 4  0.41 5  0.44 6  0.50 7  0.84

(2) この自治体の A 地域では,多くの住民がこの資格試験を受験し,過去 10 年間における合格率が毎年 40 % 0.4 を超えていた.太郎さんたちは,今年の資格試験の合格率についても 0.4 より高いと判断してよいかを調べるために, A 地域における住民の受験者の中から n 人を無作為に選び,その合否を調査することにした.

(ⅰ)  A 地域における住民の今年の資格試験(以下, A 地域における今年の資格試験)の受験者全体を母集団とし,母集団の大きさは十分に大きいとする.そして, A 地域における今年の資格試験の合格率を p とする.無作為に選ぶ n 人のうち i 番目の受験者が合格している場合は 1 合格していない場合は 0 の値をとる確率変数を Wi i= 1 2 n と定義する.このとき, Wi の確率分布は表1のとおりである.

表1
Wi 0 1
確率 1-p p 1

 表1から, Wi の平均(期待値) E(W i) となる.

 また, Wi の分散 V( Wi) について

V(Wi )={ 0-E( Wi)} 2(1 -p) +{ 1-E( Wi)} 2p

から, V(Wi ) となる.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  p 1  1-p 2  p2 3  p(1 -p) 4  p2 (1-p) 2 5  p3+ (1-p) 3

(ⅱ) (ⅰ)の W1 W2 Wn を,表1の確率分布をもつ母集団から抽出した大きさ n の無作為標本とみなす.このとき,標本平均を W =W1 +W2+ +Wnn とおくと, n が十分に大きいとき, W は近似的に正規分布 N(p , ) に従う.

 この W の確率分布を利用して, p 0.4 より高いといえるかを,有意水準 5 % 0.05 で仮説検定を行い検証したい.ここで,統計的に検証したい仮説を「対立仮説」,対立仮説に反する仮定として設けた仮説を「帰無仮説」とする.このとき,帰無仮説は p=0.4 」, 対立仮説は p> 0.4 である.これらの仮説に対して,有意水準 5 % で帰無仮説が棄却(否定)されるかどうかを判断する.

 無作為に選ばれた 400 人のうち, 184 人が合格者であった.いま,帰無仮説が正しいと仮定する.標本の大きさ n=400 は十分に大きいので,標本平均 W は近似的に平均が 0.4 標準偏差が の正規分布に従う.

  6=2.45 として用いると

P(W 184400 )=P( W0.46 )

の値は となる.よって,この値をパーセント表示した値は有意水準 5 % より したがって,有意水準 5 % A 地域における今年の資格試験の合格率は 0.4 より

  の解答群

0  p 1  1-p 2  p( 1-p) 3  pn 4  p (1-p) n 5  p (1-p) n 6  1- pn 7  p (1-p) n

  の解答群

0  6 5 1  625 2  6 100 3  3250 4  3500 5  6 2000

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つ選べ.

0  0.0046 1  0.0062 2  0.0071 3  0.0987 4  0.1112 5  0.3888 6  0.4013 7  0.4929

  の解答群

0  小さいから,帰無仮説は棄却されない

1  小さいから,帰無仮説は棄却される

2  大きいから,帰無仮説は棄却されない

3  大きいから,帰無仮説は棄却される

  の解答群

0  高いと判断できる 1  高いとは判断できない

(3) 太郎さんと花子さんは,(2)の仮説検定の結果について話している.

太郎:無作為に選ばれた 100 人のうち 46 人が合格者でも,比率は同じ 0.46 になるから,仮説検定の結果は同じになるのかな.

花子:試しに計算して調べてみようよ.

  A 地域における今年の資格試験の受験者の中から無作為に選ばれた 100 人のうち, 46 人が合格者である場合について考える.

 (2)の(ⅱ)と同じ帰無仮説と対立仮説に対し,有意水準 5 % で帰無仮説が棄却されるかどうかを調べる.標本の大きさ n=100 は十分に大きいから,(2)の(ⅱ)と同様に, W は近似的に正規分布 N (p, ) に従う.帰無仮説が正しいと仮定する.このとき, 6=2.45 として用いると

P(W 46100 )=P( W0.46 )

の値をパーセント表示した値は有意水準 5 % より

 したがって,有意水準 5 % で帰無仮説は

  の解答群

0  小さい 1  大きい

  の解答群

0  棄却される 1  棄却されない

2026 大学入学共通テスト 本試験

数学IIBC

【4】〜【7】から3題選択

配点16点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【6】 平面上に, ▵ABC と点 M がある.

2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図

図1

(1) 次の等式を満たす点 P を考える.

MP= MA +2 MB-MC

  3 A B C を図1の位置にとる.ただし,図1における ▵ABC は正三角形,六角形 DEFGCA は正六角形である.

M A と一致するとき, P と一致する.

M D と一致するとき, P と一致する.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G

(2)  a b c を実数とする.次の等式を満たす点 P を考える.

MP=a MA+ bMB +cMC

 花子さんと太郎さんは,(1)の考察から, P の位置について話している.

花子: a=1 b=2 c=-1 の場合だね.(1)で考えた二つの場合では, M の位置によって P の位置が異なるね.

太郎:でも, a=1 b=0 c=0 の場合だと, MP =MA となるから, M がどの位置にあっても, P A と一致するよ.

花子: P の位置が変わらないのは,どのようなときかな.

 ここでは

  M がどの位置にあっても, を満たす P の位置が変わらない

ための a b c の条件を調べよう.

  の両辺を, A を始点とするベクトルを用いて表すと,左辺は

MP=

となり,右辺は

aMA+ bMB+ cMC = AB + AC+ AM

となる.したがって,

AP= AB + AC+ AM

と変形できる.

 よって, M がどの位置にあっても, を満たす P の位置が変わらないための必要十分条件は である.

  の解答群

0  AP+ AM 1  -AP +AM 2  AP -AM 3  -AP -AM

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  a 1  b 2  c 3  (a+b +c) 4  (-a+ b+c) 5  (a-b +c) 6  (a+b -c) 7  (-a-b -c) 8  (1+a+ b+c) 9  (1-a- b-c)

  の解答群

0  a=b 1  b=c 2  c=a 3  a+b-c =0 4  a-b+c =1 5  -a+b+ c=-1 6  a+b+c =0 7  a+b+c =1 8  a+b+c =-1

2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図

参考図

(3)  a b c を, を満たす実数とする.様々な条件のもとで, を満たす点 P が存在する範囲を調べよう.

(ⅰ)  a b c が, a= 12 を満たすとき, P が存在する範囲は である.ただし, ▵ABC の辺 BC の中点を H CA の中点を I AB の中点を J とする.

  の解答群

0  直線AH 1  直線BI 2  直線CJ 3  直線HI 4  直線IJ 5  直線JH

(ⅱ)  a b c が, c<0 を満たすとき, P が存在する範囲を図示すると, の灰色部分となる.ただし,境界線を含まない.

  については,最も適当なものを,次の 0 5 のうちから一つ選べ.

0 1
2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【6】の図

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数学IIBC

【4】〜【7】から3題選

配点16点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【7】  z 0 でない複素数とし, w=z+ 1z とする.また, r を正の実数とし,複素数平面上で,原点 O を中心とする半径 r の円を C とする.

(1)  z=3+i のとき, |z| = であり

w= + i

である.

(2)  z C 上を動くとき, w が複素数平面上で描く図形を考える.

 実数 θ z の偏角とし,極形式を用いて z=r (cosθ +isinθ ) と表す.

(ⅰ)  w=z+ 1z r θ を用いて表すと

w= +i

である.したがって, θ の値によらず =0 となるような r の値は である.

  の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)

0  2rcos θ 1  2r sinθ 2  (r+1 )cos θ 3  (r+1 )sinθ 4  (r-1 )cosθ 5  (r-1 )sinθ 6  (r+ 1r)cos θ 7  (r+ 1r)sin θ 8  (r- 1r)cos θ 9  (r- 1r)sin θ

(ⅱ)  r= とする. z C 上を動くとき, w が描く図形は である.

  については,最も適当なものを,次の 0 5 のうちから一つ選べ.

0 1
2026年共通テスト本試験数学IIBC【7】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【7】の図
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2026年共通テスト本試験数学IIBC【7】の図 2026年共通テスト本試験数学IIBC【7】の図
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(ⅲ)  r とする. x y を実数として w=x+ yi とおくと, から

x= y=

が成り立つ. の二つの式から θ を消去すると, x y を満たし, z C 上を動くとき, w=x+y i の表す図形を描く.

  の解答群

0  x2 r2+ y2r 2=1

1  x2 r2- y2r 2=1

2  x2 (r+ 1r)2 +y 2(r- 1r)2 =1

3  x2 (r+ 1r)2 -y 2(r- 1r)2 =1

4  x2 (r- 1r)2 +y 2(r+ 1r)2 =1

5  x2 (r- 1r)2 -y 2(r+ 1r)2 =1

(3)  r とする. z C 上を動くとき, w2 が描く図形を考えよう.

(ⅰ)  w2 z を用いて表すと, w2= である.

  の解答群

0  z2+ 1z2 1  z2+ 1z2 +1 2  z2+ 1z2 -1 3  z2+ 1z2 +2 4  z2+ 1z2 -2 5  z2+ 1z2 +2 i

(ⅱ)  z C 上を動くとき, z2+ 1z2 が描く図形の方程式を考える.このとき, z2 は原点 O を中心とする半径 r2 の円を描く.このことから, X Y を実数として z2+ 1z2 =X+Y i とおくと, X Y を満たす.以上を踏まえると, w2 が描く図形は であることがわかる.

  の解答群

0  X r2+ 1r2 +Y r2- 1r2 =1

1  x2 r4+ Y2 r4=1

2  X2 (r2+ 1r2 )2 +Y2 (r2- 1r2 )2 =1

3  X2 (r2+ 1r2 )2 -Y2 (r2- 1r2 )2 =1

4  X2 (r2- 1r2 )2 +Y2 (r2+ 1r2 )2 =1

5  X2 (r2- 1r2 )2 -Y2 (r2+ 1r2 )2 =1

  については,最も適当なものを,次の 0 7 のうちから一つ選べ.

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