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の表す円をとする.また,方程式
の表す円をとする.
(1) の中心の座標はである.
の半径をの半径をの中心との中心の間の距離をとすると,である.
との関係から,とは点で交わることがわかる.
(2) 不等式
の表す領域について考える.
の左辺は,のときはの左辺と一致し,のときはの左辺と一致する.
(ⅰ) 不等式の表す領域を不等式の表す領域をとする.
・原点はに含まれる.
・の中心はに含まれる.
・の中心はに含まれる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(ⅱ) 方程式
の表す直線をとする.
実数がとの両方を満たすとする.との左辺どうし,右辺どうしの差をとると
となる.よって,実数はも満たす.
したがって,このことから,はとの二つの交点を通る直線であることがわかる.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
点を上の点とすると,は上にあり,かつ上にもある
点を上の点とすると,は上にあるか,または上にある
点を上にあり,かつ上にもある点とすると,は上にある
点を上にあるか,または上にある点とすると,は上にある
点を上の点,点を上の点とすると,直線はと一致する
点を上の点,点を上の点とすると,直線はと交わる
(ⅲ) 不等式
の表す領域と(ⅰ)の領域の共通部分をとする.
また,不等式
の表す領域と(ⅰ)の領域の共通部分をとする.
不等式の表す領域は,との和集合である.これを図示するとの灰色部分である.ただし,境界線を含まない.
(ⅳ) において,の前の符号をからに変えた不等式
を考える.の表す領域を図示するとの灰色部分である.ただし,境界線を含まない.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.なお,では座標軸を省略している.
(1) 二つの角に対し
が成り立つことを示そう.
二つの角に対し,加法定理から
である.との左辺どうし,右辺どうしを加え,とすると,が得られる.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.
(2) 関数を
とする.
の範囲での最大値を考えよう.
を用いると
と変形できる.
は正の定数であるから,の範囲において,はで最大値をとる.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.
の解答群
(3) をを満たす定数とし,関数を
とする.
花子さんと太郎さんは,関数のグラフをコンピュータを用いて表示させてみた.図1は,としたときののグラフである.これを見て,花子さんと太郎さんは,関数について話している.
図1 |
花子:は,定数を用いてと変形できそうだね.
太郎:三つの関数のうちの二つの関数の和にを使うと,残り一つの関数の定数倍にできるかな.
(ⅰ) を用いると,関数のうちの二つの関数の和は,残りの関数の定数倍となる.
したがって,関数は
と変形することができる.
の解答群
の解答群
の解答群
(ⅱ) のとき,の範囲において,はで最大値をとる.
の解答群
(1) を実数とし,次関数を考える.
(ⅰ) である.
のとき,は極大値をとる.
のとき,は極小値をとる.
の解答群
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(ⅱ) のグラフの概形は
のとき
のとき
である.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.
(ⅲ) (ⅰ)で求めたのうち,小さい方の数をとする.
を満たすようなの値の範囲はである.
はを満たすとする.の範囲において,を満たすの値をとおく.の範囲におけるのグラフと軸および軸で囲まれた部分の面積と,の範囲におけるのグラフと軸および直線で囲まれた部分の面積が等しいとする.
このとき,が成り立つ.したがって,である.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
の解答群
(2) 次関数に対して,与えられた条件のもとでのグラフの概形を考えよう.
・次の条件(a)を考える.
条件(a) かつである.
後ののうち,条件(a)を満たす関数のグラフの概形はの三つであり,残りの五つは条件(a)を満たさない.ただし,の解答の順序は問わない.
・条件(a)に加えて,次の条件(b)を考える.
条件(b) のグラフは直線を軸とする放物線である.
後ののうち,条件(a),(b)をともに満たす関数のグラフの概形はの二つであり,残りの六つは条件(a),(b)の少なくとも一方を満たさない.ただし,の解答の順序は問わない.
・条件(a),(b)に加えて,次の条件(c)を考える.
条件(c) のグラフは下に凸の放物線である.
後ののうち,条件(a),(b),(c)のすべてを満たす関数のグラフの概形はの一つだけである.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.
2026 大学入学共通テスト 本試験
易□ 並□ 難□
で定められる数列を,の階差数列という.
(1) の初項はとする.また,の階差数列の一般項が
で表されるとする.
(ⅰ) であるから,となる.さらに,であるから,となる.
(ⅱ) を以上の自然数とする.このとき
が成り立つことから
であることがわかる.
の解答群
(2) 太郎さんは,を変形するととなることから,数列の和を求めるために次のことを考えた.
発想
ある数列の和を求めたいときは,数列で,の階差数列がとなるものを見つければよい.
太郎さんは,この発想に基づいて,一般項が
で表される数列の和を求めることにした.
数列で,の階差数列がとなるもの,すなわち
となるものを見つけたい.太郎さんは,の一般項がの次式との積であることから,の一般項が
と表されるのではないかと考えた.ここで,は定数である.このとき,をを用いて表すと
となる.
よって,のときが成り立つ.
以上のことから,すべての自然数について,数列の初項から第項までの和は
となることがわかる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
の解答群
(3) 花子さんは,一般項が
で表される数列の和を求めることにした.(2)の発想に基づいて考えると,すべての自然数について,の初項から第項までの和は
となることがわかる.
の解答群
【5】 以下の問題を解答するにあたっては,必要に応じて正規分布表を用いてもよい.
ある自治体では,地域の知識を問う資格試験(以下,資格試験)を毎年実施しており,点満点のうち点以上である受験者を合格としている.
(1) 今年実施した資格試験(以下,今年の資格試験)における受験者全体の得点の平均は点,標準偏差は点であることが公表された.今年の資格試験の受験者の得点は正規分布に従うとし,得点を表す確率変数をとする.このとき,は正規分布に従うから,とおくと,は標準正規分布に従う.
したがって,今年の受験者全体のうち,点以上である受験者の割合はおよそである.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(2) この自治体の地域では,多くの住民がこの資格試験を受験し,過去年間における合格率が毎年を超えていた.太郎さんたちは,今年の資格試験の合格率についてもより高いと判断してよいかを調べるために,地域における住民の受験者の中から人を無作為に選び,その合否を調査することにした.
(ⅰ) 地域における住民の今年の資格試験(以下,地域における今年の資格試験)の受験者全体を母集団とし,母集団の大きさは十分に大きいとする.そして,地域における今年の資格試験の合格率をとする.無作為に選ぶ人のうち番目の受験者が合格している場合は合格していない場合はの値をとる確率変数をと定義する.このとき,の確率分布は表1のとおりである.
| 表1 | |||
| 計 | |||
| 確率 | |||
表1から,の平均(期待値)はとなる.
また,の分散について
から,はとなる.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(ⅱ) (ⅰ)のを,表1の確率分布をもつ母集団から抽出した大きさの無作為標本とみなす.このとき,標本平均をとおくと,が十分に大きいとき,は近似的に正規分布に従う.
このの確率分布を利用して,がより高いといえるかを,有意水準で仮説検定を行い検証したい.ここで,統計的に検証したい仮説を「対立仮説」,対立仮説に反する仮定として設けた仮説を「帰無仮説」とする.このとき,帰無仮説は対立仮説はである.これらの仮説に対して,有意水準で帰無仮説が棄却(否定)されるかどうかを判断する.
無作為に選ばれた人のうち,人が合格者であった.いま,帰無仮説が正しいと仮定する.標本の大きさは十分に大きいので,標本平均は近似的に平均が標準偏差がの正規分布に従う.
として用いると
の値はとなる.よって,この値をパーセント表示した値は有意水準よりしたがって,有意水準で地域における今年の資格試験の合格率はより
の解答群
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
の解答群
小さいから,帰無仮説は棄却されない
小さいから,帰無仮説は棄却される
大きいから,帰無仮説は棄却されない
大きいから,帰無仮説は棄却される
の解答群
(3) 太郎さんと花子さんは,(2)の仮説検定の結果について話している.
太郎:無作為に選ばれた人のうち人が合格者でも,比率は同じになるから,仮説検定の結果は同じになるのかな.
花子:試しに計算して調べてみようよ.
地域における今年の資格試験の受験者の中から無作為に選ばれた人のうち,人が合格者である場合について考える.
(2)の(ⅱ)と同じ帰無仮説と対立仮説に対し,有意水準で帰無仮説が棄却されるかどうかを調べる.標本の大きさは十分に大きいから,(2)の(ⅱ)と同様に,は近似的に正規分布に従う.帰無仮説が正しいと仮定する.このとき,として用いると
の値をパーセント表示した値は有意水準より
したがって,有意水準で帰無仮説は
の解答群
の解答群
【6】 平面上に,と点がある.
図1 |
(1) 次の等式を満たす点を考える.
点を図1の位置にとる.ただし,図1におけるは正三角形,六角形は正六角形である.
・がと一致するとき,はと一致する.
・がと一致するとき,はと一致する.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(2) を実数とする.次の等式を満たす点を考える.
花子さんと太郎さんは,(1)の考察から,の位置について話している.
花子:はの場合だね.(1)で考えた二つの場合では,の位置によっての位置が異なるね.
太郎:でも,の場合だと,はとなるから,がどの位置にあっても,はと一致するよ.
花子:の位置が変わらないのは,どのようなときかな.
ここでは
がどの位置にあっても,を満たすの位置が変わらない
ためのの条件を調べよう.
の両辺を,を始点とするベクトルを用いて表すと,左辺は
となり,右辺は
となる.したがって,は
と変形できる.
よって,がどの位置にあっても,を満たすの位置が変わらないための必要十分条件はである.
の解答群
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
の解答群
参考図 |
(3) を,を満たす実数とする.様々な条件のもとで,を満たす点が存在する範囲を調べよう.
(ⅰ) が,とを満たすとき,が存在する範囲はである.ただし,の辺の中点を辺の中点を辺の中点をとする.
の解答群
(ⅱ) が,とを満たすとき,が存在する範囲を図示すると,の灰色部分となる.ただし,境界線を含まない.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
2026 大学入学共通テスト 本試験
易□ 並□ 難□
【7】 をでない複素数とし,とする.また,を正の実数とし,複素数平面上で,原点を中心とする半径の円をとする.
(1) のとき,であり
である.
(2) が上を動くとき,が複素数平面上で描く図形を考える.
実数をの偏角とし,極形式を用いてと表す.
(ⅰ) をを用いて表すと
である.したがって,の値によらずとなるようなの値はである.
の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい.)
(ⅱ) とする.が上を動くとき,が描く図形はである.
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.
(ⅲ) とする.を実数としてとおくと,から
が成り立つ.の二つの式からを消去すると,はを満たし,が上を動くとき,はの表す図形を描く.
の解答群
(3) とする.が上を動くとき,が描く図形を考えよう.
(ⅰ) をを用いて表すと,である.
の解答群
(ⅱ) が上を動くとき,が描く図形の方程式を考える.このとき,は原点を中心とする半径の円を描く.このことから,を実数としてとおくと,はを満たす.以上を踏まえると,が描く図形はであることがわかる.
の解答群
については,最も適当なものを,次ののうちから一つ選べ.