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【2】 さんはある銀行から万円を借り入れて住宅を購入した.この元金万円の返済について,詳細は次のとおりである.
・返済期間は年とする.
・返済は借り入れを行った翌月から毎月日に行われ,支払回数はとする.毎月の返済額は,一定であり,回で返済が終わるように決定される.
・利息は月利(毎月の返済における利率はの複利法で計算する.
図1は毎月の返済額の内訳,図2は元金残高と元金返済額との関係を表している.
〔1〕初回の返済について考える.
初回の返済額(万円)は,初回の利息額と初回の元金返済額の合計となる.ここで,初回の利息額(万円)は元金(万円)に対して月利を掛けた額となる.また,初回の元金返済額(万円)は(万円)から(万円)を差し引いた額となる.なお,初回の返済終了時点の元金残高(万円)は(万円)から(万円)を差し引いた額となる.
つまり,はを用いて,と表される.さらに,より,となる.よって,より,となる.
〔2〕回目はの自然数)の返済について初回と同様に考える.
回目以降の毎月の返済額(万円)についても,利息額と元金返済額の合計となる.ここで,回目の利息額(万円)は回目の返済終了時点の元金残高(万円)に対して月利を掛けた額となる.また,回目の元金返済額(万円)は(万円)から(万円)を差し引いた額となる.なお,回目の返済終了時点の元金残高(万円)は(万円)から(万円)を差し引いた額となる.
つまり,はを用いて,と表される.さらに,より,となる.よって,より,となる.
これより,のとき,数列の一般項をを用いて表すと,
となることがわかる.
図1 毎月の返済額の内訳 |
図2 元金残高と元金返済額 との関係 |
以下の解答にあたっては,必要に応じて表1,表2の値を使用すること.
〔3〕回で返済が終わるためには,毎月の返済額(万円)がいくらになるかを考える.を求めるには,においてとすればよい.したがって,は万円となることがわかる.ただし,については小数第位を四捨五入すること.なお,毎月の返済額が万円のとき,返済総額回の支払総額)は万円となる.
〔4〕毎月の返済額が万円のとき,回目の返済後における元金残高は万円となる.また,初回から数えて回目の返済終了後に元金残高が初めての半分を下回ることになる.
表 1:の値は月利を表す) | ||
表2:の値 | ||||
【3】 の人がじゃんけんを回する試行を考える.その結果によって次のにより点数が与えられる.
勝ち負けが決まったときは,人だけ勝った場合も人が勝った場合も勝った人には点を与える.負けた人は点とする.
あいこ(引き分け)のときは,人とも点とする.
次の問いに答えよ.
〔1〕この試行を回行う.
(1) のいずれか人の得点がになる確率を求めよ.
(2) のいずれか人の得点がになる確率を求めよ.
〔2〕この試行を回行う.それぞれの人が回の試行で得た点数を合計し,それを合計得点とする.
(1) 人のそれぞれの合計得点が同じになる確率を求めよ.ただし,合計得点がの場合も含むものとする.
(2) の合計得点がのいずれの合計得点よりも高くなる確率を求めよ.
(3) の合計得点がのいずれの合計得点よりも高くなったとき,の合計得点がともにである確率を求めよ.