2025 広島大学 後期理学部数学科MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2025 広島大学 後期

理学部数学科

易□ 並□ 難□

【1】  α<0 β>0 とする.開区間 α<x< β で微分可能な関数 f( x) と実数 a に対し,原点を O (0,0) とする座標平面上の点 A (2,a) と曲線 Cy=f (x) は次の性質(*)をもつとする.

(*)  { A を通る直線l が曲線C と共有点 P(t ,f(t) ) をもつとき,直線l は点P における曲線 C 接線と垂直である.

次の問いに答えよ.

(1)  f(x ) f( x) の導関数とする. α<t<β かつ f(t )a のとき, f(t ) a t および f( t) を用いて表せ.

(2) 曲線 C が原点 O (0,0) を通り,さらに点 O における曲線 C の接線の方程式が 2x+3 y=0 であるとき, a の値を求めよ.

(3)  a を(2)で求めた値とする.このとき,曲線 C 上の点 P と点 A の距離は点 P の位置によらず定数であることを示せ.

2025 広島大学 後期

理学部数学科

易□ 並□ 難□

【2】 座標空間内に,点 O (0,0,0 ) A B C D E を頂点とする正八面体 T があり,さらに次の(ⅰ)〜(ⅴ)の条件が成り立つとする.

(ⅰ) 正八面体 T のすべての頂点の z 座標は 0 以上である.

(ⅱ) 正八面体 T xy 平面との共通部分は三角形 OAB である.

(ⅲ) 点 A の座標は (2,0 ,0) であり,点 B y 座標は正である.

(ⅳ) 点 C と点 A の距離は 2 より大きい.

(ⅴ) 点 D と点 O の距離は 2 である.

次の問いに答えよ.

(1) 点 B と点 D の座標を求めよ.

(2) 点 C の座標を求めよ.

(3) 正八面体 T のすべての頂点を通る球面と xy 平面により囲まれた二つの部分のうち,小さい方の体積を求めよ.

2025 広島大学 後期

理学部数学科

配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 袋の中に 1 から 30 までの整数が一つずつ書かれた 30 枚のカードが入っている.この袋からカードを 1 枚取り出し,取り出したカードに書かれた数を得点として記録した後,袋に戻すという試行を考える. X さん, Y さんの 2 名がこの試行を 5 回ずつ行うことにした. X さん, Y さん共にこの試行を 4 回ずつ終えたときの結果をまとめたものが次の表である.

  試行 1 試行 2 試行 3 試行 4 試行 5
X さん 12 14 6 2  
Y さん 4 18 6 14  

5 回目の試行はこれから行うので,上の表では空欄になっている.次の(A),(B)の各問いに答えよ.

(A)  X さん, Y さんがそれぞれ 5 回目の試行を行って得た得点をそれぞれ a b とする.この 5 回の試行により得られた得点の平均値,分散,相関係数に関する次の問いに答えよ.

(A-1)  X さんの得点の平均値と分散が Y さんの得点の平均値と分散にそれぞれ等しいとき, a b の値を求めよ.

(A-2)  a b を(A-1)で求めたものとする.このとき, X さんの得点と Y さんの得点の相関係数を求め,既約分数(それ以上約分できない分数)で表せ.

(B)  X さん, Y さんがそれぞれ 5 回目の試行を行って得た得点を上の表に記入し,表を完成させる. X さん, Y さんの得点の平均値,中央値に関する次の問いに答えよ.

(B-1)  X さんの得点の中央値が X さんの得点の平均値より大きくなる確率を求め,既約分数で表せ.

(B-2)  Y さんの得点の中央値が X さんの得点の中央値より大きくなる確率を求め,既約分数で表せ.

2025 広島大学 後期

理学部数学科

易□ 並□ 難□

【4】  3 次方程式

x3+2 x-1=0 (*)

について,次の問いに答えよ.

(1) 次を示せ.

{3 次方程式(*)はただ一つの実数解をもつ. この実数解をα と表すと 0<α< 12 が成り立つ.

(2)  3 次方程式(*)の虚数解のうち,虚部が大きい方を β 小さい方を γ と表す. β γ を(1)で定めた α を用いて表せ.

(3) 複素数平面において,(1),(2)で定めた α β γ の表す点をそれぞれ A B C とする.三角形 ABC における内角 ∠A 23 π はどちらが大きいか判定せよ.

2025 広島大学 後期

理学部数学科

易□ 並□ 難□

【5】 実数 a および正の実数 b に対し,次の曲線 C D を考える.

Cy=a-b logx Dy=e- x-ab

f(x) =a-blogx とおく.曲線 C と直線 y=x との交点がただ一つであることは,関数 f(x )-x が区間 (0, ) で減少し,さらに limx +0{f (x)-x }= および limx {f( x)-x}= - が成り立つことからわかる.この交点の x 座標を p とおく.

g(x) =e-x -ab+b logx-a

とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)  g(p) =0 を示せ.

(2)  g( p)<0 のとき, g( x)=0 を満たす x はちょうど 2 個であることを示せ.

(3) 正の実数 c1 c2 0<c1 <c2 g( c1)=0 g( c2)=0 を満たし,さらに

g(c1 )>0 かつ g( c2)<0

を満たすとき,曲線 C と曲線 D の共有点の数を求めよ.

inserted by FC2 system