【4】 を自然数とする.
〔1〕のにおける最大値を以下の手順で求める.
のとき,
であり,任意のに対してが成立し,等号はのとき成立する.よって,はにおいて最大値をとることがわかる.ただしは定数,はの次未満の整式である.
のとき,
であり,任意のに対してが成立し,等号はのとき成立する.よって,はにおいて最大値をとることがわかる.ただしは定数,はの次未満の整式である.
を自然数,とするとき,はにおいて最大値をとることを数学的帰納法によって示す.まず,のときに成り立つことは既に示した.のとき成り立つと仮定する.
であり,不等式が成り立ち,この等号成立はのときである.これと帰納法の仮定より,不等式がで成り立つことがわかる.この不等式の等号がで成り立つことは直接計算で確認できる.以上で,数学的帰納法による証明が完成した.
ただしはの式,は定数,はの次未満の整式である.
〔2〕を自然数とする.が正の実数を動くときの
の最小値をの式で表すと,である.