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【2】 さんは年月日より,毎年一定金額を積み立てて預金をすることにした.いま,つの銀行があり,どちらの銀行のほうがよりお金が貯まるかを考えている.銀行は利率が単利計算の口座で,銀行は利率が複利計算の口座という違いがある.
ここで,
・単利計算とは預け入れ期間中の元金についてのみ利息をつける方法
・複利計算とは預け入れ期間の途中でそれまでについた利息を元金に加え,その金額をもとに利息をつける方法
である.
なお,さんは毎年月日にお金を預けるものとする.また,利息はその年の月日につくものとし,以降年後と表記したときは年後の月日に利息がついた直後とする.
ただし,として計算せよ.
〔1〕まずさんが毎年円ずつ年間の利率がである銀行に積み立てる場合を考える.銀行は単利計算の口座のため,年目に預けたお金は年後に円の利息がつくので,元金と利息を合わせた金額である元利合計は円となる.年目に預けたお金は年後に円の利息がつくため元利合計は円となる.年目に預けたお金は年後に円だけ利息がつくため元利合計は円となる.さんが毎年円ずつ年間銀行で積み立てを行った場合,元利合計は年後に円となる.
一方で,毎年円ずつ年間の利率がである銀行に積み立てる場合を考える.銀行は複利計算の口座のため,年目に預けたお金は年後に円の利息がつき,元利合計は円となる.年後には年目の元利合計である円を元金として利息がつくので,その元利合計は
より円となる.年目に預けたお金の年後の元利合計は,円となる.さんが年間銀行で積み立てを行った場合,元利合計は年後に円となる.したがって,さんはより多くの元利合計を得ることのできる銀行に預け入れる.なお,はかのどちらかで解答せよ.
〔2〕毎年円ずつ年間の利率がである銀行に積み立てる場合,年目に預け入れた円は年後に円になる.同様に,毎年月日に預け入れた円が年後にいくらになっているかを考え,それらの和をとると年後の元利合計は円となる.
〔3〕毎年円ずつ年間の利率がである銀行で積み立てる場合,年後の元利合計は初項公比項数の等比数列の和となる.したがって,元利合計は円となる.
〔4〕年間の利率がであるときに,銀行で年後に元利合計が万円になるためには,毎年円ずつ積み立てればよい.
〔5〕 年間の利率がであるときに,目標の元利合計を万円として毎年万円ずつ銀行で積み立てる.このとき,最短で年後にこの目標を達成することができる.
図
【3】 右の図のようにつの部分に分けられた長方形がある.つの部分を絵の具を使って塗り分ける.ただし,隣り合う部分には異なる色を塗るものとする.
例えば,ととは隣り合うため異なる色を塗る.また,ととは隣り合わないため同じ色を塗ってもよい.このとき,次の問いに答えよ.
〔1〕(1) 色で塗り分ける方法は何通りあるか求めよ.
(2) を自然数とする.色でつの部分を塗り分けるとき,最小のの値を求めよ.また,そのとき,塗り分ける方法は何通りあるか求めよ.
(3) 色で塗り分ける方法は何通りあるか求めよ.
〔2〕「赤」と書かれたカードが枚,「青」と書かれたカードが枚,「黄」と書かれたカードと,「緑」と書かれたカードがそれぞれ枚ある.これら枚のカードをよく混ぜて,一列に並べる.最初のカードに書かれている色を部分に塗る.番目のカードに書かれている色を部分に塗る.このように,一列に並んでいるカードの順番にしたがって,そのカードに書かれている色を部分からアルファベット順に部分まで塗る.
(1) 隣り合う部分が異なる色で塗り分けられている確率を求めよ.
(2) 隣り合う部分が異なる色で塗り分けられているときに,部分の色が「黄」または「緑」である確率を求めよ.