2019 立命館大 理系学部A方式2月2日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2019 立命館大学 理系学部A方式
(薬学部を除く)2月2日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下,極形式の偏角はすべて 0 以上 2 π 未満である.

〔1〕  2 次方程式 z 2+2 z+2= 0 2 つの解のうち,虚部が正であるものを z1 負であるものを z 2 とおく.それぞれを極形式で表すと,

z1 = z2 =

となる.

〔2〕  w を複素数とする. w w2= z1 を満たすとき, w を極形式で表すと

w=

となる.また, w2 =z2 を満たすとき, w を極形式で表すと

w=

となる.これら 4 つの複素数を,偏角が小さい順に w1 w2 w3 w4 とする.各 w k k=1 2 3 4 は, w 4 次方程式 =0 の解となる.ここで, w 4 の係数が 1 である w について整理された多項式である.また, w1 +w2 +w3 +w4 = w1 w2 w3 w4 = w1 2+w 22= である.

〔3〕 複素数平面上の 3 0 z1 w1 を頂点とする三角形の面積を S1 3 0 z2 w2 を頂点とする三角形の面積を S 2 とおくと,

S1 2= S1S 2=

である.

2019 立命館大学 理系学部A方式
(薬学部を除く)2月2日実施

易□ 並□ 難□

【2】〔1〕  a1 0 以上 63 以下の整数として, 2a 1 64 で割った余りを a 2 とする.以下同様に, n=2 3 に対して, 2a n 64 で割った余りを a n+1 とすることで,数列 { an } を定める.

  a1 =43 とする. a1 2 進法で表すと ( 2) となる.このとき, a2 2 進法で表すと ( 2) であり, 10 進法で表すと となる.以降の項を 10 進法で表すと a3= a4 = a8 = である.

  n のとき, a1 の値によらず an= 0 である. n6 のとき an=0 を満たす a 1 個ある.

〔2〕  b1 0 以上 127 以下の整数として, 4b 1 128 で割った余りを b 2 とする.以下同様に, n=2 3 に対して, 4b n 128 で割った余りを b n+1 とすることで,数列 { bn } を定める.

  n のとき, b1 の値によらず bn=0 である. n2 のとき b n=0 を満たす b 1 個ある.

〔3〕  c1 0 以上 80 以下の整数として, 3c 1+1 81 で割った余りを c 2 とする.以下同様に, n=2 3 に対して, 3c n+1 81 で割った余りを c n+1 とすることで,数列 { cn } を定める.

  n のとき, c1 の値によらず cn= である.

(注: は条件を満たす最小の自然数で答えよ.)

2019 立命館大学 理系学部A方式
(薬学部を除く)2月2日実施

易□ 並□ 難□

【3】 閉区間 [ 0,π ] 上で定義された連続関数 f ( t) があり,区間 ( 0,π ] 上では f ( t)= t sint 1-cos t で与えられている.定積分 0π f ( t) dt の値を求めたい.

〔1〕  f( 0)= limt +0f ( t)= である.

〔2〕  0<a π として,定積分 I (a )= aπ f( t) dt を考える. log( 1-cos t) の導関数が であるので,部分積分法を用いると,

I( a)= -a log( 1-cos a)- aπ log( 1-cos t) dt (1)

となる.三角関数の半角の公式を用い, t=2 x とおいて置換積分法を用いると,

aπ log( 1-cos t) dt= +4 a2 π2 log (sin x) dx (2)

となる.

 極限 limx +0 I( a) が存在すること,および lima +0 alog (1- cosa )=0 であることを用いると,関係式(1),(2)より,極限 lima +0 a2 π2 log( sinx) dx が存在することがわかる.そこで lima +0 a2 π2 log( sinx) dx= J とおいて J を求める.

〔3〕  0<b < π2 に対し,

K( b)= bπ2 -b log( sinx )d x L( b)= bπ2 -b log( cosx) dx

とする.まず, y= π2- x とおいて置換積分法を用いると,

K( b)- L( b)=

がわかる.一方,和については,三角関数の倍角の公式を用い, 2x =t とおくと,

K( b)+ L( b)= 2b π2 log( sint) dt+

となる.

これらより, limb +0 K ( b)= となる.

〔4〕  J=lim b+ 0K ( b) と関係式(1),(2)より,

0π f( t) dt=lim a+ 0I ( t)=

が得られる.

2019 立命館大学 理系学部A方式
(薬学部を除く)2月2日実施

易□ 並□ 難□

【4】  4 つのチーム A B C D が参加し優勝を決める大会がある.大会のルールは, 2 つのチームが対戦し,必ず勝敗は決まり,引き分けはないとしている. A B C D がそれぞれ対戦したときに,対戦相手に勝つ確率は次の のとおりである.

  A B に勝つ確率は 23 である.

  A C に勝つ確率は 13 である.

  A D に勝つ確率は 12 である.

  B C D 3 チームにおけるどの組合せも互いに勝つ確率は 12 である.

〔1〕 春の大会では, A B C D から選ぶすべての組合せについて 1 回ずつ試合を行い,最も勝ち数の多いチームを優勝とする.ただし,複数のチームの勝ち数が最大である場合は,勝ち数が最大のチームすべてが優勝とする.

 すべての試合数は である. A が全勝する確率は である. A C のみに負けるが, C が全勝しない確率は である.春の大会で, A が優勝する確率は である.

〔2〕 秋の大会では,くじで 2 チームずつに分かれて 1 回戦を行い, 1 回戦の勝者どうしで 2 回戦を行ってその勝者を優勝とする.

  A 1 回戦で B と対戦し,かつ 2 回戦で C と対戦する確率は である.秋の大会で, A が優勝する確率は である.

〔3〕  A A チームと交代して, A B C D が大会に参加する.大会のルールは変わらず, A B C D がそれぞれ対戦したときに,対戦空いてに勝つ確率は, A については次の のとおりであり,その他については のままである.

  A B に勝つ確率は p である.

  A C に勝つ確率は q である.ただし q < 12 である.

  A D に勝つ確率は 12 である.

 春の大会で A が優勝する確率が 49100 であり,秋の大会で A が優勝する確率が 2375 であるならば, p= である.

inserted by FC2 system