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1991-10561-0101
1991 大阪大学 前期
文系
理系【2】の類題
配点率25%
易□ 並□ 難□
【1】 直線 y= 1 を l , 直線 y= k⁢x を l′ とする.行列
A=( ab cd )
によって表される 1 次変換 f は l 上の点を l′ 上の点に移すものとする.
(1) c=k⁢ a, d=k⁢b が成り立つことを示せ.
(2) A2= (a+k ⁢b)⁢ A を示せ.
(3) A2 が零行列でないとき, f による l′ の像は l′ であることを示せ.
1991-10561-0102
文系・理系共通
【2】 xyz 空間内において,点 (0, 0,2) を中心とする半径 1 の球面を S 1, 点 (0 ,0,-2 ) を中心とする半径 1 の球面を S2 , 点 (2, 0,0) を中心とする半径 3 の球面を S3 とする.
(1) S1 ,S2 に外接する球面の中心は xy 平面上にあることを示せ.
(2) S1 ,S2 に外接し, S3 に内接する球面の中心の x 座標を p ,y 座標を q とする.点 (p, q) の軌跡を求め,その概形を図示せよ.
1991-10561-0103
【3】 m は負でない整数とする. 3 次方程式
x3- 3⁢m 2⁢x +18⁢m =0
がただ 1 つの整数解をもち,それ以外に実数解をもたないような m をすべて求めよ.
1991-10561-0104
【4】 a ,b を正の定数, n を 2 以上の自然数とする. 2 つの曲線
y=a⁢ xn (x ≧0 )
x=b⁢ yn (y ≧0 )
によって囲まれた図形の面積を求めよ.
1991-10561-0105
理系
配点率20%
【1】 放物線 y= a⁢x2 -b⁢x +b と直線 y= a2⁢ x を考える.この放物線と直線は 2 交点 P ,Q をもち, P と Q の x 座標の差の絶対値は 1 であるという.ただし a> 0 とする.放物線の一部である弧 PQ 上の点と直線の距離の最大値を d とする.
(1) d を a を用いて表せ.
(2) d を最大にする a と b の値を求めよ.
1991-10561-0106
文系【1】の類題
【2】 原点を通らない直線 l: y=p⁢ x+1 と原点を通る直線 l ′:y =q⁢x とがある.行列
A=( a bc d )
によって表される 1 次変換 f は l 上の点を l′ 上の点に移すものとする. A2 が零行列でないとき, f による l′ の像は l′ であることを示せ.
1991-10561-0107
【3】 座標平面上で半径 r (0 <r<1 ) の円板 D が,原点を中心とする半径 1 の円に内接しながらすべらずにころがるとき, D 上の定点 P の動きを調べる.ただし D の中心は原点のまわりを反時計まわりに進むものとする.はじめに D の中心と点 P はそれぞれ (1- r,0) ,(1 -r+a, 0) の位置にあるものとする( 0< a≦r ).
(1) D が長さ θ だけころがった位置にきたとき,点 P の座標 (x, y) を θ を用いて表せ.
(2) D がころがり続けるとき,点 P がいつか最初の位置に戻るための r に対する条件を求めよ.
(3) r= 12 のとき,点 P の軌跡をもとめ,その概形を図示せよ.
1991-10561-0108
【4】 f⁡(x ) は 0< x<1 で定義された正の値をとる微分可能な関数で
limx→ 1⁡ f′⁡ (x )=∞
をみたし,さらに曲線 C: y=f⁡ (x) は次の性質をもつという. C 上に任意の点 P をとり,原点 O と点 P を結ぶ直線と x 軸のなす角を θ とするとき,点 P における曲線 C の接線と x 軸のなす角は 2⁢ θ である.
ただし θ は 0< θ< π4 の範囲にあるものとする.
(1) f⁡(x ) のみたす微分方程式を求めよ.
(2) g⁡(x )= f⁡(x )x + xf⁡( x) とおく. g⁡(x ) のみたす微分方程式を求めよ.
(3) f⁡(x ) を求めよ.
1991-10561-0109
【5】 図のような正方形の 4 頂点 A ,B ,C ,D を次の規則で移動する動点 Q がある.サイコロを振って 1 の目が出れば反時計まわりに隣の頂点に移動し, 1 以外の目が出れば時計まわりに隣の頂点に移動する. Q は最初 A にあるものとし, n 回移動した後の位置を Q n, n=1 , 2, ⋯ , とする. Q2 ⁢n= A である確率を an とおく.
(1) a1 を求めよ.
(2) an+ 1 を an を用いて表せ.
(3) limn→ ∞⁡ an を求めよ.