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1976-10001-0101
1976 北海道大学
文科系・理科系共通
易□ 並□ 難□
【1】 x ,y についての条件 A を次のように定める.
A:y> -x2 +(a- 2)⁢x +a-4 かつ y< x2- (a-4 )⁢x+ 3
ただし, x ,y ,a は実数とする.
(1) 「どんな x に対しても,それぞれ適当な y をとれば A が成り立つ」ための a の範囲を求めよ.
(2) 「適当な y をとれば,どんな x に対しても A が成り立つ」ための a の範囲を求めよ.
1976-10001-0102
【2】 相異なる 6 個の整数からなる集合 S= {a1 ,a2 ,a3 ,a4 ,a5 ,a6 } がある.
(1) S の空集合でない部分集合の個数を求めよ.
(2) 3 個の要素からなる S のすべての部分集合を考える.このとき,各部分集合の 3 個の要素の和を T として,すべての T の和を求めよ.
(3) A ,B はそれぞれ S の 2 個の要素からなる部分集合で, A∩B =φ ( φ は空集合)であり, A の要素の最小数は B の要素の最小数より小さい.このような集合 A ,B の組は何個あるか.
1976-10001-0103
文科系
【3】 x ,y ,z は実数とする.
(1) |x| <1 ,|y |<1 であるとき, |x+ y|< x⁢y+ 1 が成り立つことを証明せよ.
(2) |x| <1 ,|y |< 1 とするとき, x⁢y⁢ z+x+y +z=0 を満たす z について | z| の存在範囲を求めよ.
1976-10001-0104
【4】 3 角形 ABC があって, AB=2 , AC=3 , ∠BAC =30° である.
(1) 3 角形 ABC の内接円の半径を求めよ.
(2) 3 角形 ABC の内心を O とする. AO→ =x⁢ AB→ +y⁢ AC→ と表わすとき, x ,y の値を求めよ.
1976-10001-0105
【5】 集合 M が写像 h の定義域に含まれるとき,集合 {h⁡ (x) |x ∈M } を h⁡ (M) で表わす.
f⁡(x )=x2 , g⁡(x )= (3-2 ⁢a)⁢ x-(a+ 2)x +1 とし, A={x |x ≧-2 かつx ≠-1 } とする.ただし, a<5 .
(1) g⁡(A ) を {y |p ⁡(y) } の形で表わしたときの y の条件 p⁡ (y) を求めよ.
(2) g⁡(f ⁡(A) )∩f⁡ (A)= φ ( φ は空集合)となる a の範囲を求めよ.
1976-10001-0106
理科系
【3】 ベクトルはすべて原点を始点とするベクトルとする.
(1) 2 つのベクトル a →= (s,t ), b→= (u,v ) のなす角を θ とし, a→ , b→ を 2 辺とする 3 角形の面積を S とする. sin⁡θ , S を s ,t , u ,v で表せ.
(2) e1→ =(1 ,0) ,e2 →= (0,1 ) とする.
a1 →= e1→ +e 2→ , a2⁢ n→ =a 2⁢n- 1→ +2 ⁢n⁢ e2→ ,
a2⁢ n+1 →= a2⁢ n→ +(2⁢ n+1) ⁢e1 → (n =1 ,2 ,3 ,⋯ )
で定義されるベクトルの列がある. a2 ⁢n → を e1→ , e2 → で表せ.
(3) a2⁢ n-1 → , a2⁢n → を 2 辺とする 3 角形の面積を S n, a 2⁢n → ,a 2⁢n+ 1→ を 2 辺とする 3 角形の面積を Tn で表わすとき, limn →∞ ⁡ SnT n を求めよ.
1976-10001-0107
【4】 -π≦x ≦π のとき,無限級数
sin2⁡ x+sin2 ⁡x⁢ cos3⁡ x+sin2 ⁡x⁢ cos6⁡ x+⋯ +sin2 ⁡x⁢cos 3⁢(n -1) ⁡x+⋯
の和を f⁡ (x) とする.
(1) この無限級数の和を求めよ.
(2) limx→ 0⁡f ⁡(x ) を求めよ.
(3) f⁡(x ) の増減を調べ, y=f⁡ (x) のグラフをかけ.
1976-10001-0108
【5】 微分方程式 dyd x= y 2-1 2 について,次の問に答えよ.ただし,対数は自然対数とする.
(1) この微分方程式を解け.
(2) x=0 のとき y= 0 となる解を求め,それを 0 から log⁡ 2 まで積分せよ.
(3) x→ log⁡2+ 0 のとき y→ -∞ となる解を求め, x>log ⁡2 の範囲でそのグラフをかけ.
1976-10001-0109
【6】 a ,b ,c を実数とし, A=( a b bc ) とする.
(1) A2= A であるとき, a ,c を用いないで A を表せ.
(2) E を単位行列とする. A2= A であるとき, A-t ⁢E が逆行列をもたないような t の値を求めよ.