Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
1955年度一覧へ
大学別一覧へ
東京大学一覧へ
1955 東京大学 2次試験
解析I
【1】 任意の実数 x , y に対して,不等式
x2+ 4⁢x⁢ y+4⁢ y2 +10⁢ x+ a⁢y+ b>0
がつねに成り立つために定数 a , b の満足すべき条件を求めよ.
【2】 二つの二次方程式
x2 +x⁢cos ⁡θ+sin ⁡θ= 0 ,
x2+ x⁢sin⁡ θ+cos⁡ θ=0
が少くとも一つの実根を共有するとき, θ の値を求めよ.ただし 0⁢ ° ≦θ<360 ⁢° とする.
【3】 図のように長方形 ABCD の中にたがいに外接する二円 O , O′ があって,円 O は AB と BC に接し,円 O′ は AD と DC に接する.
このとき二円の面積の和を円 O の半径 x の函数 f ⁡(x ) と考えてそのグラフをえがきその函数の最大値と最小値を求めよ.
ただし AB =8⁢a , BC=9 ⁢a とする.
注意. f⁡( x) のグラフをえがくのには,右図のような座標軸を答案用紙に写しとって用いよ.
解析II
【1】 次の函数のグラフをえがけ.
(ⅰ) y=lim n→∞ xn+ 1+ x-n- 1 xn+ x-n , ただし x ≠0 とする.
(ⅱ) y=lim n→∞ 1cos2 ⁡π⁢ x+n⁢ sin2⁡ π⁢x
【2】 直交座標に関し,四点 O (0 ,0) , A (1, 0) , B (1, 1) , C (0 ,1 ) を頂点とする正方形がある. x>0 , y>0 , x⁢y= 2 となるように二点 P (x, 0) , Q (0, y) をとるとき, ▵OPQ と正方形 OABC との共通部分の面積の最大値を求めよ.
【3】 右の図のようにとった直交軸に関し,直線 y =x より上,曲線 y =x3 より下,直線 x =a より左にある平面の部分の面積を求め,それを a の函数と考えてそのグラフをえがけ.
幾何
【1】 任意の三角形 ABC の外側に,辺 AB , AC をそれぞれ一辺とする平行四辺形 ABDE , ACFG を任意に作り,直線 DE , FG の交点を H とする.
次に ▵ABC の辺 BC を一辺として平行四辺形 BCKL を
CK⫽HA , CK=HA
となるように作れば
▱ABDE+▱ACFG =▱BCKL
となることを証明せよ.
【2】 定直線 l とこれに接する定円 O とがある.この円の任意の直径の両端を通り定直線 l に接する円の中心の軌跡を求めよ.またその図をえがけ.
【3】 空間にある正三角形を一つの平面上に正射影したとき,三辺の長さがそれぞれ 2 , 3 , 2⁢3 であるような三角形がえられた.もとの正三角形の一辺の長さはいくらか.
一般数学
【1】 ある人が A 円を預金しその後一年目ごとに A10 円ずつ引き出すとする.利息は年 8⁢ % の利率で,一年ごとの複利で計算するとすれば,何回引き出したときにはじめて残りが A10 円未満となるか.ただし log 10⁡2 =0.3010 , log10⁡ 3=0.4771 とする.
【2】 右の図のような投影図をもち,平面で囲まれた立体の体積を求めよ.
ただし四角形 ABCD は長方形である.
【3】 10 個の数字 0 , 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 のどれかをとる変数 α と β とがある. x=3.α , y=2.β とし,これらを四捨五入して得られる整数をそれぞれ a , b とする. x+y と a +b との差の絶対値が 0.5 より小さくなる確率を求めよ.
ただし α と β とは互に独立で,どの数字をとる確率もすべて等しいとする.